金持ち父さんどれを読むべきか

金持ち父さん貧乏父さんシリーズどれを読むべきか


こんばんは。
投資家がお金に対する考え方の基本を学ぶ上で、ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズは、人生で一度は読むべきとして世界的に評価されている。私自身も、シリーズから学べたことは多く、投資家なら誰もが読んでおくべきだと賛同する。しかし、金持ち父さん貧乏父さんシリーズには、あまりに沢山のラインナップが用意されている他、各作品のページ数は500頁近いものも多く、文字数も多い部類に入る。また、同じ内容を別々の作品で何度も説明していることも多く、全ての作品を読みきることは、時間の無い人間にとってはハードルが高い。はっきり言ってどれを抑えておけばよいのかが分かり辛くなっていることも事実である。あくまで趣味の世界でシリーズを読破した立場として、サラリーマン投資家がどれを抑えておくべきか以下に示す。
NISA

抑えておくべき作品
抑えておくべき作品は、以下の二つだ。異論はあろうが、サラリーマン投資家として最低限読んでおけばいいのはこの二つで事足りる。
●金持ち父さん貧乏父さん
●金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

あまりにも平易なタイトルのシリーズではあるが、相応の投資に関する予備知識がある上で読まなければ、なかなか要旨を理解しきるのは難しいことを前置きしておく。投資の入り口に薦める本では決してない。また、米国の税制や不動産投資市場を元に記載されているので、日本の個人投資家が読む場合、ある程度環境を想像しながら読み進める必要があることも前置きしておく。
それを踏まえたう上で、エッセンスを次に記載する。が、本を実際に手に取って読まなければ、深く脳に刻み込むことは出来ないので、興味のある人は是非実際に買って、何度も読むことを薦める。

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]

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感想(22件)



金持ちと貧乏人の考え方の違いを記した、シリーズの原点になる本である。ずばり、この本で学ぶべきことを一言で表すと「資産を買って負債を捨てろ」である。ここでいう「資産」、「負債」という定義は世の中一般でイメージされる使い方とは異なる。「資産」はあなたのポケットにお金を入れてくれる物である。「負債」はあなたのポケットからお金を吸い取っていく物である。この定義に即して言えば、ローンで購入したマイホームは資産ではなく負債になる。駐車場代やガソリン代、税金の形でお金を吸い取り続けるマイカーも負債である。投資の成績は「(収入―支出)×運用効率」という単純な図式で説明できる。運用のノウハウをあれこれと工夫する前に、収入と支出のバランスを見直すことが金持ちになるステップとなるということである。

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 [ ロバート・キヨサキ ]

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私がこの本で最も印象を受けた事柄は、投資に対して過度の恐れや危険を感じていないか?という問いかけだ。そして感じている恐れや危険を払拭できない間は、おそらく貴方の投資は失敗する。とにかく「投資は危険だ」と思っている間は、実際に投資は危険なのである。まずは株式市場にお金を投じる前に、一冊や二冊の本にお金を投じて自分の中の「現実」を広げることから始めた方がいい。また、失敗することに対しても過度に恐れを感じているのではないだろうか。小さいころ、私たちは自転車に乗れるようになるまでに何度も転んだ。そして最後にはバランスをとる感覚を身につけて自転車を操縦できるようになった。投資も同じだ。生まれながらに永久に勝ち続ける投資家などおそらくいない。失敗を糧にできた投資家は、経験に基づき正しく事態を把握できるようになり、正しくリスク管理できるようになる。まずは現実を広げること、そして失敗を恐れないこと、この二つは投資家として成長する上で避けては通れない関門なのである。

以上二つが、サラリーマン投資家が抑えておくべき作品だ。金持ち父さん貧乏父さんシリーズには、「何の銘柄を買えばよいのか」、「何に投資すればよいのか」といった小手先のハウツーには一切触れていない。記載されているのはお金に対する考え方だけだ。筆者は基本的に株式投資を薦めておらず、不動産投資で財を成した人間だ。が、何に投資するかは重要ではなく、上に記したような投資に対する向き合い方こそが筆者が本で伝えたい内容だ。それを実際に活かすには、本から得た考えを実際に投資家が実践するほか無い。投資家が自分で考え、行動し、自立するため、敢えて筆者はシリーズでハウツー的な内容には触れていないのだろうと考える。
何の銘柄を買えばよいのか、何に投資すればよいのか、手元のうん千万円をどのように運用すればよいのか等と他人に質問している時点で、その投資家には「死」が待っている。めまぐるしく変化する情勢に対して自立して動けない投資家は、食われるだけなのだ。そのような質問に平易に答える人間も、また無責任であると私は考える。その点で、ロバートキヨサキ氏の、投資家の成長を促すための敢えて突き放した姿勢には好感を持てる。通勤時間等に時間があればぜひ読んで欲しい。


健康投資十四日目。69.5kg横ばい。

【ぱたひろ坊カウンター】
6月09日 69.5kg





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